入れ歯(義歯)
入れ歯(義歯)について
入れ歯は歯を欠損したときの対応方法として、多くの方に利用されています。何本かの歯を失ったときは部分入れ歯で、すべての歯が無くなったら総入れ歯で対応できます。また、保険診療で少ない費用負担で作ることも可能ですし、自費診療で美観や機能を求めることができるなど、選択肢が豊富なメリットもあります。
こんなお悩みありませんか
- 痛みや違和感のない入れ歯が欲しい
- 食事の味や温度が感じづらい
- 自然で美しい見た目の入れ歯に変えたい
- 発音がしづらく、会話を楽しめない
- 食べ物をしっかりと噛めない
- 自分の歯のような自然な感覚を取り戻したい
入れ歯(義歯)作製の流れ
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Step01カウンセリング
お口の中の痛みや違和感、入れ歯の不調など、今気になっていることをお伺いします。
現在痛みがなくても、日常生活で負担になっていることがあればその点もお伝えください。 -
Step02検査、治療計画のご説明
パノラマレントゲンや歯科用CTなどを用いて、現在のお口の状態を検査します。検査結果に基づき、治療計画をご説明いたします。
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Step03入れ歯の作製
実績が豊富な歯科技工所に依頼し、質の良い入れ歯を作製しています。
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Step04メインテナンス
入れ歯は毎日清掃しないと菌が繁殖して不衛生になります。お口の中に入れて使用するものですから、当院としてもメインテナンス方法を丁寧にレクチャーいたします。
入れ歯(義歯)の種類
保険の入れ歯
健康保険で作製する入れ歯は費用負担が少ないですし、早く製作できることや修理がしやすいことなど多数のメリットがあります。その一方、耐久性は高くないので、定期的にメインテナンスを受けることをおすすめします。
ノンクラスプデンチャー
保険診療の部分入れ歯は金属のバネがあるので見た目の違和感がありますが、ノンクラスプデンチャーは金属を使用していません。そのため、見た目のストレスが無いうえに、金属アレルギーの心配も不要です。
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ノンクラスプデンチャー¥400,000~800,000
Meritメリット
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
- 特殊な素材で作製するので、破損した際、次の装置が出来上がるまでお時間をいただく場合があります。
- 薄く作製することで、使用時の違和感を減らす効果が期待できます。
Demeritデメリット
- 保険が適用できないため自費診療となります。
- 衝撃に弱い素材で、破損すると預かり対応になるため、歯のない時期ができてしまう恐れがあります。
- 装置を固定するため、引っ掛ける歯がない方はご使用いただけません。
コーヌスクローネ
被せ物のように残存歯にぴったりと固定することで欠損部も支える入れ歯です。脱着できるブリッジと言えばイメージしやすいでしょう。保険診療の入れ歯のようにズレたり外れたりせず、フィット感も高い利点があります。
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コーヌスクローネ¥400,000~800,000
Meritメリット
- クラスプ(留め具のばね)がないため、入れ歯をしていると気づかれにくいです。
- 土台の歯を覆うことから、安定性が高く、ずれにくいです。
- クラスプ(留め具のばね)を利用しないので、残っている歯への負担が少なく済みます。
Demeritデメリット
- 保険適用外の義歯です。
- 特殊な義歯のため、破損や欠損などのトラブルが生じた際修復に時間がかかります。
- クラスプを使わないので、土台となる歯を削る必要があります。
インプラントオーバーデンチャー
顎の骨に埋め込んだインプラントで支える入れ歯です。固定がしっかりしているのでほとんど違和感がなく、会話や食事の際にずれる不快感もありません。また外観上、入れ歯をしているとは気づかれにくい利点もあります。
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インプラントオーバーデンチャー¥400,000~800,000
Meritメリット
- 入れ歯を金具や磁石で支える構造なので、「しっかり安定する」、「食べ物をよく噛めるようになる」、といった効果が期待できます。
- 入れ歯を固定させるためのインプラントが、比較的少なくて済む(2~4本)ことから、患者様の治療費を抑えられる可能性があります。
- 入れ歯部分が取り外せるので、患者様ご自身で簡単にセルフケアを行うことができます。
Demeritデメリット
- 保険が適用できないため自費診療となります。
- 手術が必要なので、患者様の体力に負担をかける可能性があります。
- インプラント手術と入れ歯の製作が必要になるので、治療が長期に渡るケースがあります。
- インプラントと入れ歯、どちらかに不具合が生じると咀嚼や会話がしづらくなる可能性があります。
インプラント治療のご案内
歯を失った部分に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、そこにセラミックなどの人工歯を被せます。手術が必要ですが、天然歯のように固いものでも噛めますし、見た目も非常に美しく仕上げることができます。