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冬頃 寒い季節に歯がしみる
寒い日が続きますが、おかわりはございませんでしょうか。
コートや手袋が手放せない季節となりましたね。
この時期になると患者様から、知覚過敏に関するお問い合わせが多くなることもあります。
知覚過敏は冷たい風や冷たいお食事や飲み物をとった際に、歯が痛んだりしみたりする一過性の症状のことをさします。
ライオン社の調べによりますと、20~60代女性の約5割は知覚過敏を気にしていらっしゃいます。
季節は寒くなる冬場が多いようで、次に夏場が多いようです。
冬場は水道水の水もつめたくなりますので、お口をゆすいだ時に歯が痛んだり、しみる症状が出る方がいらっしゃいます。
夏場は、暑いので冷たい飲み物やアイスクリームを食べる機会が増えることから、気になる方が増える傾向かと思います。
冬場でも歯がしみないように知覚過敏のケアをしていきましょう。
◆知覚過敏をケアする「歯の磨き方」
1.知覚過敏用の歯磨き粉を使いましょう
薬用成分である「硝酸カリウム」や「乳酸アルミニウム」が入った知覚過敏ケア用のハミガキ粉を継続的に使用することが大切です。
<硝酸カリウム>
刺激が神経へ伝達されるのをブロックしてくれます。
<乳酸アルミニウム>
刺激が伝達される通り道を封鎖することで、知覚過敏による痛みを防いでくれます。
2. 軽い力で小刻みにみがく
ハブラシは、5~10mmくらい小さく動かしながら、軽い力でみがくようにしてください。
ハブラシは鉛筆持ちにすることで、過度に力が入らないようになります。
3. すすぎはぬるま湯で
冷たい水は刺激しやすいので、ぬるま湯ですすいでください。
知覚過敏の症状が出始めた際は、早めに歯科医院に受信しましょう。